近江八幡市
春色安土八幡の水郷 (琵琶湖八景の一つ)

 
近江八幡の観光は、ヴォーリズ建築を見学し、
八幡堀を散策し、船で水郷めぐりを楽しむ。
 
近江八幡は、近江商人を育てた商いの町として全国的に知られています。またこの地は、一般的には知られていませんが、近江八幡をこよなく愛したW.M.ヴォーリズ氏のこころのふる里です。ヴォーリズ氏は、明治38年に英語教師として来日。のちに伝導を目的に近江兄弟社をを設立し、伝導活動、教育、医療、福祉、建築の分野で多大な貢献をしました。近江八幡には、近江兄弟社学園をはじめ、住宅、病院など、ヴォーリズ氏が設計した建築物が、いまでも数多く残されています。

その近江八幡は、かっての湖上交通の要であった八幡堀や水郷など琵琶湖の恵みを受けた水の里でもあります。ヨシの群生する水路を尾形船でのんびりめぐる情緒たっぷりの水郷めぐりは、戦国の世の疲れを癒すため、織田信長や豊臣秀次が宮中の雅やかな船遊びをまねたのがはじまりといわれ、いまも続けられています。特に春は「春色安土八幡の水郷」として、琵琶湖八景の一つに数えられており、菜の花や桜を眺めながら、のどかな田園風景をたのしむことができます。

市内を流れる八幡堀は、豊臣秀次が近江八幡を自由都市として発展させるため、楽市楽座を施行。城の防御である八幡堀を琵琶湖につなぎ、往来する船を城下に寄港させるなどして、町の発展に力を注ぎました。現在、八幡堀は、町のシンボルとして市民から愛され、憩いの場となっています。
 
近江兄弟社学園 八幡堀
ヴォーリズ氏設計の住宅 船で水郷めぐり

お問い合わせ先:
近江八幡市役所 商工観光課
〒523-8501
滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
TEL:0748-33-3111(大表)
FAX:0748-32-3237

 
 
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