園芸ガイド
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(アヤメ科)宿根草
(別名:ドイツアヤメ)


花期4〜6月中頃

花の色:黄、白、オレンジ、ピンク、紫など

日当りの良い、風通しの良い乾燥ぎみの場所を好みます。花はフリルのついた美しい花を咲かせます。 花後9〜10月に定植しますが、浅植えにし根茎を地上にのぞかせるのがコツです。化成肥料を元肥として施しておきます。(寒地では11月頃植え付ける。

元来ジャーマンアイリスは、乾燥したところを好みますから、高温多湿の夏場は、株元を清潔にし、除草などして、風通しを良くしておきます。 放任は根ぐされを起こす原因となります。なお花後6月には掘り上げ、葉茎をつけたまま風通しの良い日陰で、乾燥させ、植え付けまで休ませておきます。



: 病害虫はつきませんか。
: 病気は、主に根ぐされですが、前述の通り株元を清潔にして、風通しを良くしておくことです。つぎに害虫は、アブラムシやヨトウムシの被害を受けます。 アブラムシは虫自体の吸汁によって植物体を弱めますが、もっと怖いのがウィルス病を伝染させることです。アブラムシは、早めに防除することが必要です。 またヨトウムシは、夜盗虫と書くように、夜こっそり出没して茎葉をかじって害を及ぼします。防除には捕殺が有効な方法のひとつです。 アブラムシ防除には、スミチオン、ベニカ、マラソン、オルトラン、エカチンなど。(商品名)


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