園芸ガイド
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(ツリフネソウ科)
花期:5〜10月草丈:30cm


■特性
  肉厚で濃緑の葉、きらめくような光沢のある花弁が、半日陰の環境下でより色鮮やかになるインパチエンスはホウセンカの仲間で、大きく膨らんだサヤをつまむとパチンとはじけます。
 
■タネのまき方と管理
  発芽適温は20度と高く、4〜5月頃に保温した場所でタネまきします。好光性種子で発芽に特に水分を必要とするので、ピートバンやフィーセブンを使用します。薄く散まきにして受け皿で給水し、発芽するまでの約10日間は夜間保温します。発芽が揃った時点で水を捨て普通の管理にします。苗の生育に合わせて間引きをし、本葉2〜3枚で3号鉢に1本ずつ根を切らないように仮り植えします。定植は、堆肥や腐葉土を多めに入れ保水性の高い場所に株間20〜30cmで植えます。
   
■施肥と病害虫
  チッ素肥料が多いと枝が繁りすぎ、地際部で腐りやすくなります。特にダニ類(ホコリダニ)がつきやすく、先端部がいじけたように奇形葉化します。定期的にオサダンやケルセンなどの殺ダニ剤を散布します。
   
■栽培カレンダー
  監修:サカタのタネ

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