園芸ガイド
[back]
(ゴマノハグサ科)
花期:(秋まき)12〜5月、(春まき)6〜8月草丈:15〜120cm


■特性
  独特の愛らしい花形と明るい色調で色幅も豊富、英名はスナップドラゴン。花壇に向く矮性〜中性種と、切花に向く高性種があります。温度さえあれば一年中花を咲かせる四季咲性種もあります
 
■タネのまき方と管理
  発芽適温は15〜20度なので、一般地では9月上〜中旬にタネをまきます。タネは細かいので直まきせず、鉢か浅い箱に清潔な用土を使ってまきます。ジフィーセブンやピートバンを使うと失敗がないでしょう。タネには土をかけず、半日陰に置きます。発芽後は徐々に日当たりに出し、少し乾燥気味に管理します。本葉が2〜3枚になったらポットに移植して育苗し、根が回ったら花壇やプランターに定植します。
   
施肥と病害虫
  酸性土を嫌うので苦土石灰と、腐葉土または堆肥を植えつけ前にすき込みます。元肥は化成肥料を他の草花よりも少なめに(1u当たり50g)与えます。追肥は生育期間中に薄めの液肥を10日に1回くらい与えます。開花期に湿度が高いとボトリチス病が発生するので、ベンレートなどを散布します。害虫はヨトウムシ、アブラムシに注意し、株元にオルトラン粒剤をまくとよいでしょう。
   
■栽培カレンダー
  春まき
 
  秋まき
 
   
  監修:サカタのタネ

back
[HOME]