園芸ガイド
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ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属
(和名キンレンカ)
分類:一年草(非耐寒性)原産地:南米
草丈:30〜60cm(わい性)、1〜2m(つる性)
花色:黄、赤、アプリコット利用部位:葉、花、蕾、種


[増やす方法/定植] [管理の方法]
   
■特性
  つる性種とわい性種のものがあり、現在では園芸品種としてわい性種が大変多く出回っています。
葉はハスの葉に似て大きく丸みを帯びて葉色も緑の他に斑入りもあります。花は一重、八重があります。 葉と花は生で食すとピリッと辛く、ほどよい酸味があります。

薬用
葉は「ビタミンC」、「鉄分」を多く含み、「抗菌作用」があります。
○症状と薬効
・風邪 ・貧血 ・肌荒れ ・血液の洗浄
熱湯に葉の搾り汁を混ぜるか細かく刻んで煎じて飲みます。
葉をサラダに加えて生食します。

食用(生食)
フランスでは‘ペルークレソン’と呼ばれるほどピリッとした辛みのある若葉はクレソンの代わりに使用されることもあります。
○葉、花
サワークリームと相性が良く、サラダやサンドウィッチになどに入れてフレッシュなうちに生食します。
○種子
種子も辛さがあるので胡椒ひきやすり鉢ですって香辛料になります。未熟な果実をおろしがねですると、鼻につんとくるワサビの代用となります。お刺し身や日本そばといった和食の薬味としてもとてもおいしくいただけます。また、酢漬けにするとケイパーの代用となります。

鑑賞用
赤系の花は真夏のコンテナガーデンにはぴったりです。 サルビアやマリーゴールドなどと寄せ植えにしたり、ハンギングバスケット、吊り鉢向きです。

コンパニオンプランツ
ハーブと一般の草花や野菜を混植して、それぞれの植物の特性を活かして病害虫を防ぐことをコンパニオンプランツ(共栄植物)と言います。ナスタチウムはアブラムシを遠ざけます。アブラムシを好む植物と混植させると良いです。
 
■栽培カレンダー
 
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苗の出回り        
開花期              
収穫期        
肥料        


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