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マグカップ
文・写真  野呂珍平

朝は8時に起きる。コーヒーを飲む。それもコーヒーカップではなく、ゆったりサイズのマグカップで飲む。一杯目のコーヒーは、眠気を覚ますため。

二杯目のコーヒーは、トーストやサラダを食べながら飲む。

僕は、朝食にお米を食べない。コーヒー+トースト歴は、約40年。なにごとにもアキ症の僕としては、めずらしく不変のスタイルを続けている。それだけにコーヒー豆には、こだわりがある。といっても、たいしたことではないが・・・・。

コーヒー豆は、ドトールのロイヤルクリスタルブレンドと、決めている。この10年間。ロイヤルクリスタルブレンド一筋で、他社の銘柄に浮気したことがない。浮気をしないのには、ワケがある。


販促用マグカップ

トロピカルなマグカップ


僕は、20年ほど前に、ドトールの仕事をしたことがある。そのときドトールの工場見学をした。新鮮なコーヒー豆が、小さな釜で培煎されているのを見た。小さな釜で培煎することが、うまさの秘訣であることを教えられた。

ドトール・クラスの企業になると、大量にコーヒー豆を供給するため、大きな培煎釜を使う。大きな釜は、火の通りが悪く、培煎にムラができる。当然、味が落ちる。ドトールは、コーヒーのうまさを保つため、時間や手間がかかっても小さな釜で丹念に培煎している。だから香り豊かなコーヒー豆が、安価な値段で提供できる。なんだか、ドトールの宣伝のようになってしまったが、本当の話である。

僕も、ドトールのコーヒー豆に敬意を表して、ペーパードリップで煎れている。ほどよい苦味と酸味、コク、マイルドな香りのロイヤルクリスタルブレンド。そのうまさにはアキないが、マグカップはときどきアキる。

同じマグカップを一週間以上使っていると、気分を変えたくなる。男の浮気は、女性に関してだけではない。マグカップには、あれこれ浮気をする。寒い季節は、北欧系のマグカップが気分である。 熱い季節は、トロピカル系マグカップでコーヒーを飲む。

そんなわけで、家のなかにはマグカップがゴロゴロしている。


ファイヤーキングのマグカップ

クラシックなマグカップ


僕が大好きなマグカップは、厚手なガラスでできたファイヤーキング製。

海外旅行に行くと、旅先のスワップミートやスーベニールショップでマグカップを買うことが多い。物価の高いハワイでも、スーベニールショップなら、1000円くらいで可愛らしいものを見つけることができる。

ただし、買いすぎに要注意。5年前。ワイキキで友人へのみやげも兼ねて、マグカップを10個買ったら、旅行カバンに入らず困ったことがあった。今朝は、サーフィン・ボード柄のマグカップで、コーヒーを飲んだ。できれば、コーヒー豆もハワイアン・コナあたりでキメたいところだが・・・。 コーヒー豆だけは、あいかわらずロイヤルクリスタルブレンドである。


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