かわいい!もの
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ソルト&ペッパー
文・写真  野呂珍平

かわいいものなら、マリリース・フラッサーさん。この人におまかせ。
彼女はニューヨーク生まれで、18才までホテルで暮らし。というのは、彼女の父親がニューヨークの高級ホテル「カーライル」の支配人をしていたから。そんな環境からか、彼女の部屋のインテリアはじつにカラフル。裕福な家庭に育ちながら、豪華な家具や調度品などは、いっさい使っていません。

かわいい食器や家具は、すべてフリーマーケットやリサイクルショップでみつけてきたもの。集めてきたものを、部屋に飾るだけではなく、ときには自分で製作する。たとえば、洗剤パッケーを使ったシャンデリアは、彼女の最高傑作。5ケ所あるシャンデリアの燭台の上は、通常ガラス・ランプですが。彼女はガラスの変わりにプラスチックの洗剤パッケージを使用。カタチも色も異なる洗剤パッケージが、カラフルで、ファンタスティックないい味だしてます。写真でお見せできないのが残念。

真似してつくりたいのですが、日本にはオレンジ、イエロー、ブルー、レッドなど、こんなにハデハデの洗剤を売っていません。
彼女のキッチンの棚も、カラフルな食器が並んでいました。ソルト&ペッパーは、ヘッドのところが赤や黄色のマッシュルーム型。アメリカ人は、マッシュルームが好きみたいですね。
考えてみると、ソルト&ペッパーほどカタチが異なるものは、他にはありません。四角い箱のようなもの。丸い筒型をしたもの。人や動物など千差万別。コレクションしたら1000種類くらいは、すぐ集まりそうですね。それにカタチだけでなく、素材もいろいろ。竹製、木製、陶器、磁器、ガラス、プラスチック、ブリキなど・・・。

僕がいくつか所有しているソルト&ペッパーのなかで、いちばんのお気に入りは、ミルク色のガラスに犬の絵が描かれているもの。これは塩とコショーがたっぷり入れられるといった実用性だけでなく、三匹の犬の絵がかわいらしい。ただし犬のソルト&ペッパーを使うときは、要注意。 ルンルン気分で、つい塩を多めにかけ過ぎちゃいます。


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