〜滋賀県泰荘町の葉牡丹パンダ〜

滋賀県愛知郡秦荘町大字島川
区長 廣田 幸一
「わあー、パンダや!」
過日、区の農園で、パンダをかたどって葉牡丹を植えてしまおうかという時に、下校途中の児童が叫んだ。「パンダに見えたのだ。」と一同ほっとした。学校の前で児童の通学路の側の農園だから、子供の関心をひくものということでパンダの構図になった。見ていた一人が「すごいやん、ようやる。」といったが、子供が感動した。やってよかった。
15m四方の田面一杯に描いた葉牡丹パンダ

この度、島川区で環境緑化部が中心になって種まき、移植、施肥、虫取りと丹精こめてつくった葉牡丹で15m四方の田面一杯に描こうと取り組んで出来たのが「パンダ」。 島川区は今年から、泰荘町立西小学校前の休耕田を借りて「ふれあい農園」として区民のふれあいの場をつくった。子供体験学習の場としても、田植え、秋の収穫と、小学生を対象に父兄と一緒に作業を行った。その後に葉牡丹を9月23日に6,000株移植し育て、12月3日に3,500株を使って「葉牡丹パンダ」ができた。残りは島川区内の花壇・プランターに植えられた。

如月花園
島川八班

各部の花壇やポットにもそれぞれの工夫が凝らされるようになって面白い。花を植えて楽しむことが出来るようになってきたのではなかろうか。花一杯運動の本当の花が何年先に咲くかは分からないが、そのときに向かって着実に進んでいる手応えは感じられる。花一杯運動も大人が行動を通して、子供たちの心を動かしていく手段として進めていきたいものである。

島川には「行政」の立場と、「島川を愛する会」というボランティアの組織がある。

5つの部会があって、今年から環境緑化部会が発足した。六年前から取り組んできた「花一杯運動」を一歩前進させて、平成10年から、種をまき、育苗し、生育させて、区の各組(10組)に配布し、花壇を作る組、川の上に色々と趣向を凝らして花壇を作る組等、また、プランターに植えて各家の前に飾ったり、また、道路脇に並べて道行く人の目を引いたりと、心を和ませている。



年間を通して、春はパンジー他三種類、夏から秋にはサルビア、マリーゴールドと、そのほか7種類、冬は葉牡丹と、島川区内を花一杯にしている。来年は球根の花と夏の小菊の計画がすでに出来ている。

春秋会花壇
竹を利用した川の上のパンジー
島川区民は、自分のできることで出来る時間に係わって、島川を愛する会の一員として組織と先人の積み上げを大切にして、自分の出来るボランティアを見つけて、島川の歴史と分化を楽しく作って行くことを目的に活動している。
"湧きあがる創意と熱意で郷づくり"