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〜8月 鳥を呼ぶ 水場を作ろう〜 |
写真・文 森の人 泉 健司
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お皿などを使った簡単な水場の作り方を紹介します。
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野鳥の水場を作ろう! 「こんな町中に野鳥なんて」って思ってませんか? 実は、都会といえども結構いろんな小鳥たちが生活していて、たとえば渋谷あたりでも、スズメはもちろん、シジュウカラやメジロ、コゲラ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバトなどは、季節を問わ見ることができるのです。明治神宮周辺では、なんとオオタカや、季節によってはホトトギスさえやってきます。みんな結構たくましく生活しているものなんです。 ところが、そんな野鳥たちにも、悩みが。 |
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鳥の水場は、鳥が餌場にいる時よりもっと無防備になる所です。鳥自身もそれを知っているので、安全が保障されている所にしかやってきません。ですから、できるだけ見通しのいい明るい場所に設置したいもの。 そういう点ではマンションのベランダなどはネコやカラスという外敵がこないので、意外に多くやってきます。餌台を置くより水場を設けたほうが鳥の集まる確率は高いようです。 鳥が多いと困るのがフンの問題。物干し台の近くに餌場を作るのは、考え物ですね。 小鳥たちの糞は、ドバトなんかに比べたら本当にささやかなもの。汚れに嘆くより、いろんな鳥から排出されたフンには野山から運ばれた様々な種子も混じっていますから、プランターの中からいつか芽を出す謎の植物に期待してみてはいかかでしょう。大事に育てれば、あなたのベランダもさらに一歩、すてきなビオトープ・ガーデンに近づきます。 |
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左の画像は、パスタ皿を利用した例です。白く光るものは怖がるので、なるべく地味な色のものを選びましょう。わざわざ買ってこなくても、使わなくなった水盤なども利用できます。 |
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*水の深さは1cm程度、深すぎてはいけません *毎日水を換えましょう |
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