たらおばさんのハーブよもやま話 Vol.9
「今からでも間に合うハーブで花粉を予防!?」
埼玉県・たらおばさん
プランツコーデネーター

今年はいつの年にも増して花粉の飛散率が高いようです。もうすでに症状の出始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
花粉症の主な症状といえばくしゃみ、鼻づまり、鼻水、目のかゆみや充血。ひどくなると頭痛や皮膚のかゆみ、下痢なども引き起こすことがあるようです。
薬の副作用で眠気や集中力が続かないこともあるので、普通の生活をするのも大変になってしまいますね。なるべくだったら薬の力に頼らずに症状の緩和が出来ると良いのですが。ハーブはそんなときに予防として使っていただくのが良いと思います。
ただしほかの薬と併用するときには副作用も考えられることがあるので、日頃から花粉用の薬を服用されている方は医師や薬剤師に相談することも大事でしょう。
 
■ アレルギー反応を少しでも抑えたいとき
 
エルダーフラワーとネトルのお茶
エルダーフラワーにはアレルギーの症状を改善させます。また粘膜や毛細血管などの炎症を抑える効果も期待できます。
体質改善のお茶として有名なネトルは豊富なクロロフィルにより、血液を浄化させます。
ハーブティーとして頂く時には、その有効成分を飲むだけではなく揮発成分を鼻から取り入れて炎症を抑える効果もあります。熱いお茶を飲むことで粘膜へのアレルギー反応を和らげてくれる事でしょう。
ユーカリの吸入
熱湯を注いだ洗面器の中にひとにぎりのドライユーカリを入れます。その立ち上る蒸気を吸入します。頭全体にタオルをかぶり目を閉じて口をあけて、湯気が出なくなるまで続けます。
出先などではカップにひとつまみのユーカリを入れて、鼻で吸い込みます。
爽やかな香りでつらい症状を少し改善させてくれるでしょう。
粘膜の炎症を鎮める効果があります。
またユーカリには強い殺菌力がありますので室内の掃除をするときにも利用できます。エッセンシャルオイルでルームコロンなどを作っておき一日に数回、部屋にまきましょう。室内の空気をクリーンにします。
 
■ しつこい鼻づまりには
 
タイムとペパーミント、エルダーフラワーのお茶
タイムの殺菌力、ミントの冷涼感、エルダーのアレルギー症状改善の効果を期待して使います。爽やかなタイムとミントの香りでむずむずした鼻がとおることでしょう。

レモンバームの吸入
カップの中に熱湯とひとつまみのレモンバームを入れます。爽やかなレモンの香りはリラックス効果を、頭痛や消化不良などの症状にも使われます。アレルギー緩和作用と抗ウィルス作用があります。

マジョラムの手足浴
バケツの中に熱湯を入れドライマジョラムをひとにぎり入れます。水で温度を調節しましょう。量は手や足のくるぶしが隠れるくらいがちょうど良いでしょう。15分を目安にして冷たくなったらお湯を足します。
マジョラムには神経を鎮め、頭痛や風邪の症状を和らげる効果があります。また精油には血行を促し痙攣を抑える効果もあります。
スパイシーですっきりした香りを嗅ぐだけでアロマ効果も期待できます。
 
■ 目のかゆみ
 
アイブライトの湿布
その名のとおり目に良いとされるハーブです。目の筋肉をほぐし、炎症やカタルを抑えます。殺菌作用と収斂作用があります。また鼻づまりや水のような鼻水にも効果を発揮します。
使い方はハーブティー入れるよりも少し濃く煮出します。目の細かい茶漉しなどでよく漉し、人肌に冷まします。目を閉じてコットンなどによく浸し、10分間湿布をします。乾いてきたらまた液に浸し湿布を繰り返します。
花粉症のほかにも目の疲れたときにも使えます。
 
※自然療法は個人の体質により多くの差があります。一概にすべての人に効果があるわけではありません。少量試しながら行うことが必要です。少しでも違う症状がある場合は医師もしくは薬剤師にご相談されますように。
 

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