松本市 藤川恵美子

今年の夏に、家を建てました。 家を造るときから20坪ほどの庭をどのように使うかが、私の課題となり、楽しみにもなりました。とりあえず植木屋さんに庭木を数本植えていただきました。その後あれこれと思案し、4ヵ月たった今も試行錯誤を繰り返しています。 道路が東南にあり、その道路との角地は40センチくらいの花壇で、グルリと取り巻くことにしました。植木屋さんからは、生垣にして緑で囲ったほうが住む人が落ち着くよ。と勧められましたが、それをおして花壇にするには、迷いがあり勇気のいることでした。 道路は、クルマが一台通る幅で、通行人のほとんどはこの周辺の方々です。新しい場所に住むにあたり、閉鎖的ではない暮らしをしたいと思っていましたので、すっぽり囲ってしまいたくないと、考えていました。家からの視界は道路の先まで広がり、道行く人たちが花壇に目をとめていただけるような、自分たちだけの空間ではない「花を愉しむ場」にしたかったのです。
住みはじめた盛夏、花壇に最初に植えたのがインパーチェンスでした。陽射しを浴びてグングン成長し、花も良く付けて道路を縁どり、11月の中旬まで花が見れました。美しく咲いていると、ここを通る方々から「きれいですね」といわれ、その花の親になったような気分で「ありがとうございます」と答えました。 冬の間は、庭の土中へ台所からでた生ゴミのボカシを入れて、土作りをはじめました。木々の間には、たくさんの球根を植えたので、咲いたときのことを想像すると楽しくなります。夏の終わりに、ビオラの種をまきましたので、たくさんの苗が成長しています。小さな可愛らしい花の姿が目に浮かびます。 プランターの中には、水仙やヒヤシンス、チュウリップの球根を入れましたから、春には「こんにちは」と顔を見せてくれそうです。でも植木屋さんからいわれたように、通行する人から丸見えの家を、これからどのように覆うかが問題です。 しかし木々がもう少し成長したら、家のたたずまいも落ち着くのではないかと思いながら、いまは私のできる範囲のガーデニングを楽しんでいます。


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