紅白のハナミズキが美しい春の庭
 
小林さんご夫妻は調布市の深大寺に移り住んで約25年。建築関係の仕事をされているご主人が、新築時からスペイン瓦の洋風建築に合わせた庭園を設計。奥さまと二人で長い歳月をかけて、ナチュラルな美しい庭を作り上げてきました。

小林さんのお宅にお伺いしたのが、去年の12月末なので、花は期待していませんでしたが、玄関アプローチのコンテナには、よく手入れされたビオラやパンジーなど、色とりどりな花が、僕たちをやさしく迎えてくれました。1階は広々したリビングルームとキッチン。その窓辺には観葉植物の小鉢が、冬の柔らかな陽ざしにキラキラ輝いています。
 
 
コンテナ、ハンギング、植栽で
変化をつけた印象的な玄関
  白壁にペチュニアの赤い花が
可愛らしい窓辺
 
「わたしたちは、一日のなかでリビングルームとキッチンにいるときがいちばん多いので、それぞれの部屋からいつも庭の花が眺められる間取りが気に入っています。でも花が好きだからといって、部屋や家まわりをすべて花で埋め尽くそうとは思いません。玄関、窓辺、部屋など、それぞれの場所にふさわしい植物の飾りかたを考えながら植栽し、花で住まいを飾りすぎないようにコーディネートしています」と、語る奥さま。

庭は、花を観るだけではなく、楽しむための庭として、春から秋の気持ちの良いシーズンには、芝生にテーブルと椅子を並べ、お茶を飲んだり、ときにはパーティーを開いたりします。

こうした花のコーディネートや庭とのつきあい方の感性は、イングリッシュガーデンをはじめフレンチガーデン、スパニッシュガーデンなど、海外の素晴しい庭園を何度も訪れたお二人の経験が活かされているといえます。

残念ながら、昨年の暮れに庭の一部に手をいれたため、冬の庭をお見せするわけにはいきませんが、写真をお借りしてきましたので、春から夏にかけての美しい魅力的な庭園をご紹介いたします。
 
 
夏はパラソルの下で
ガーデンウオッチング
  さまざまな花が咲き乱れる
ナチュラルガーデン
     
     

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